今回は、「~以外に、~を除いて」という意味の前置詞「except」を覚えます。
この前置詞を使えると、例えば、英語でこんな表現が可能です。
[例文1] Hiro can eat anything except shellfish. ヒロは、甲殻類以外は何でも食べられます。
except の後ろに「除外するもの」を置くだけですので
except that それを除いて
except Hiro ヒロを除いて
except Sunday 日曜日以外
except me 私以外
のようにすればOKです。
前置詞「except」は、~を除いて「それ以外全て」というときに使える前置詞なので、当然ですが every, all, any, never など、“全体”を表す語句がある場合によく使われます。
例えば[例文1]に関しては、甲殻類以外「何でも」なので、「anything」が入っていますね。
I’m free any day except Sunday. 私は日曜日以外いつも空いています。
こんな人がいたらうらやましい限りですが、この例文でも「any」という全体を現す言葉が入っています。
それと、ちょっとややこしいのですが
「except for」も「except」と全く同じ使い方ができてしまいます。
exceptt for that それを除いて
exceptt for Hiro ヒロを除いて
exceptt for Sunday 日曜日以外
exceptt for me 私以外
こんな感じなのですが、「except for」と「except」は使い分けなければならない場面が存在してしまいます。
「どっちを使っても同じだよ」って話なら簡単なのですが、そうもいかないんです・・・・残念・・
でも、口語で使うときはネイティブも察してくれると思うので、どっちでも問題ないでしょう!
TOEICを受ける人や、しっかり覚えたいって人は下記を参考にしてみてください。
気持ちが伝われば別にいいやって人はここまで覚えれば十分です。
「except for」と「except」の使い分け
基本的に“全体”を表す語句があるときは同じように使えます。
ただし、例外があります。
私も詳しくないので本やネットで調べた結果です
「except for」しか使えない場面
“全体”を表す語句が無い場合
There was nothing I could do except for apologize. 謝る以外、私にできることは何もありませんでした。
こういうときには「except for」しか使えないみたいです。
全体から除外するのではなく、「これしかない」という表現の場合。
文頭に来る場合
Except for hiro, everyone is here. ヒロを除いてみんなここにいます。
これ、ネットで知ったのですが、文頭に来る場合は「except for」しか使えないみたいです。
「except」しか使えない場面
前置詞や接続詞の前に来る場合
No admittance except on business. 仕事以外では入場できません。
他にもある場合は追記しますね。
中途半端ですみません・・・
ちなみに「except」は接続詞としても使えちゃいますが別の記事にしますね。