今回は「~であることを考えれば」という意味で使われる接続詞「considering」を覚えます。
フレーズとして覚え、使えるようにさえなってしまえば品詞などは覚えなくていいと思いますが、
やはり用法が違うので分けて覚えようと思います。
「considering」は前置詞、接続詞、副詞として使われます。
前置詞、副詞で使われる方が圧倒的に多いと思いますが、簡単に接続詞も勉強しておきます。
例えば
I didn’t expect this much traffic considering that it’s the early morning.
早朝だということを考えると、こんなに道が混んでいると予期しなかった。
のように
I didn’t expect this much traffic.(主節) 道が混んでいると予想できなかった。
と
it’s the early morning.(従属節) それは早朝です。
の2文を接続することができます。
「considering」は「that」とセットになっていることに注意。
ネイティブは口語で「that」を省略しますが、英語の勉強をするときには、「that」が入っていることを意識してください。
従属接続詞なので、considering that 以下が従属節になりますので、文頭に持ってくる場合はコンマを忘れずに!!
Considering that it’s the early morning, I didn’t expect this much traffic.
前置詞との見分け方は、「considering」の後ろが名詞(名詞相当語)かどうかの違いです。
前置詞の後ろは必ず名詞(名詞相当語)がきます。
副詞は文末に着ます。
余談ですが、私も接続詞としての用法を調べて覚えたので
ネットで「considering」の接続詞としての用法を検索すると、
Considering (that) he has no experience, he did quite well.
彼は未経験にしてはよくやった。
この例文か、この例文に近いものばかりヒットしてくるので、不思議に思って、いろいろ検索してみたところ
この例文ジーニアス英和辞典の例文でした。
引用って書いてる人少なかったですが・・・
そのぐらい接続詞としてはあまり使わないのかもしれません!!
分詞構文とかで検索すればもっとヒットしたのかもしれませんので、興味がある人は検索してみてくださいね。
穴埋め問題でたまに見かけるので、学生さんは覚えておいて損はないと思いますよ!