今回は「~だったらいいね」という意味でつかうフレーズ「Wouldn’t it be nice~」を覚えます。
まずは例文から
Wouldn’t it be nice to stay here forever? ずっとここにいられたらいいね。
この形を丸暗記してしまえば良いわけですが、このフレーズってなんかすっきりしませんよね?
私はこう思いました
Would~で始まっていて「?」も付いているので、疑問文の形なのは分かるのですが、どうして、「~だったらいいね」という言い方になるんだろう?
おそらく条件法とか仮定法とか難しい文法が絡んでいそうだけど、「if」はないし・・・・・
とかそんなことを思っていたのですが
いろいろ考えてみるとだんだん分かってきます。
まずは平叙文にしてみましょう。
It wouldn’t be nice to stay here forever. ずっとここに滞在することは素敵ではないでしょう。
ちょっと固い表現になりますが
nice = 素敵
stay = 滞在
にしますね。
否定文じゃなくしてみます。
It wouldn be nice to stay here forever. ずっとここに滞在することは素敵でしょう。
疑問文にしてみます。
Wouldn it be nice to stay here forever? ずっとここに滞在することは素敵でしょうか?
元の例文のように「wouldn’t」に戻してみます。
Wouldn’t it be nice to stay here forever? ずっとここに滞在することは素敵ではないでしょうか?
素敵ではないでしょうか? = 素敵じゃない? =素敵だね!!
となります。
これ実は
この説明を調べていたら「Q&Aサイト」で分かりやすいで見つけ、納得できたので使わせていただきました。
世の中には教え上手は人がいるもんですね!!
ちょっと感心して読んでました。
仮定法は、非現実的なことを話す時に使うのですが、この場合そこまで「非現実的」だとは思っていない感じのニュアンスです。
おそらく「if」を使っていないからでしょうね。
すでに素敵(いい)と思っている人が、質問の形で「素敵だよね」と同意を求めるイメージです。
若い子たちが連発しそうなフレーズですね!!
「これよくない?」ってやつです。
Wouldn’t it be nice ? これ素敵じゃない?
私は知りませんでしたが、ビーチボーイズの歌の題名になってるみたいですね!!
ちなみに
Wouldn’t it be nice ? で検索すると
~Wouldn’t it be nice(素敵じゃないか)~ビーチボーイズがヒットしまくりです。
Wouldn’t it be nice to travel the summer vacation? 夏休みに旅行にいけたらいいね。
Wouldn’t it be nice to visit your parents this weekend? この週末に両親を訪問できるといいですね。
でも仮定法はやっぱり「if」があったほうがしっくしきますね。
Wouldn’t it be nice if it snowed this Christmas? 今年のクリスマスに、雪が降ればいいですね。