今回は、「しかしながら」、「けれども」という意味の副詞「however」を覚えます。
GLAYの曲名にもなっていますので、意味は知らなくても「however」という単語自体は知っている人が多いですよね!!
この「however」ですが、“Though” “although”“but”などと意味が良く似ていて、よく接続詞的に使われるのですが、副詞です。
ですので、厳密には文をつなげないとうことになります。
つなげてる英文もたまにみますが・・・・
ジーニアスを熟読してみると、使い方は3種類あり「正式」「略式」など用例がいくつか紹介されていますが、今回は「接続副詞」という形で接続詞的に使うフレーズのみを覚えます。
一気に書くと混乱するので(私がです。)他の用法はまたの機会ということでよろしくお願いいたします。
「however」自体は、「どんなに~しようとも」「どれほど~であっても」という意味なのですが、
接続詞的に使われる場合は、「しかしながら」「けれども」「それにもかかわらず」という意味で使われます。
GLAYの曲は前者でしょうね。
そのほうがかっこいいので!!
では、接続詞的に使う場合ですが、ジーニアスによると
[接続詞的に;先に述べられたことと対照させて]対照の感じは but よりも弱い、文頭・文中・文末いずれにも用いられるが、書く場合はコンマで区切る
※ジーニアス英和辞典より引用
とあります。
副詞なので文末にも入れられるんですね。
と関心してしまいましたが、いろんなところに登場すると混乱するので、ここでは文頭に使ってみようと思います。
The Tokaido Shinkansen was supposed to leave at noon. 東海道新幹線は正午に出発する予定でした。
However, it was delayed for two hours because of earthquake. けれども、地震の影響で2時間遅れました。
※be supposed to 動詞の原型(~するはずだった)
文頭・文中・文末いずれにも用いられるということなのですが、この形が一番すっきりしていて覚えやすいと思いますよ。
コンマを忘れないでね!!
ちなみに「however」では2つの文をつなぐことが出来ませんが、この文に「but」を使うとするならば、2文をつなげることが出来ます。
理由は「but」が接続詞だからです。
それと、「but」は文頭では使えません。
どちらを使ってもほぼ同じですが、「but」は口語で、「however」は文語でよく使われます。
簡単な例文で違いを観察してみましょう。
I was planning to go to Tokyo. However, I went to London.
※「however」の位置は文頭にしてあります。
I was planning to go to Tokyo, but I went to London.
※「but」の方のコンマはあってもなくてもOKです。
わざわざ説明しなくても、2つの文を見比べればわかりますね。
文がつながってるか、そうでないかです。