今回は、important(重要)・essential(不可欠)・necessary(必要) といった形容詞と「It’s ~ that節」 を使って「仮定法現在」で要求・必要・提案などを表す英文を覚えます。
仮定法は、現在や未来についての不確実な仮定を表現することが出来るので、そのことが起きない可能性は十分あるかもしれないけれど、何かが起こることを期待したり望むと言った場合に使います。
仮定法の説明を読んでみると、アメリカでは「that節」の「should」を略すとか、最近では直接法が・・・といった説明が書かれていてなんだか混乱してしまうことも少なくないと思います。
ですので、この記事では
1. important(重要)・essential(不可欠)・necessary(必要) この3つの形容詞を使う。
2.It’s + 3つの形容詞 + that節 の形を覚える。
この2つのことだけで、要求・必要・提案などを表現できるように勉強します。
まずはこの3パターンを覚えてください。
It’s important(重要) that節
It’s essential(不可欠) that節
It’s necessary(必要) that節
それにあわせて、「that節」を作っていきます。
It’s important that you be here. あなたがここにいることが重要よ。
It’s essential that you be here. あなたがここにいることが必須です。
It’s necessary that you be here. あなたがここにいることが必要よ。
どれも同じような意味なので、ニュアンスによって使い分ければいいでしょう。
「essential」と「necessary」は、日本語にすると同じ意味になってしまいますが、ニュアンス的に「essential」のほうが必要度が高い感じです。
essential・・・無くてはならない・必要不可欠・必須
necessary・・・必要
ぐらいの感覚でいいと思います。
こいうニュアンス英英辞典で調べると分かりやすいので、調べてみてください。
例えば
It is essential that these forms be filled out correctly. これらのフォームを正しく記入することが必須です。
※ fill out・・・記入する(fill inでもOK)
こう言われたら、フォームを正しく記入することは必須だけど
It is necessary that these forms be filled out correctly. これらのフォームを正しく記入することが必要です。
だと、必須ではないけど必要ってことになります。
また、形容詞の前に「really」のような強調する単語を入れることも可能です。
It is really important that everyone attend the meeting. 全員がミーティングに参加することが、とても重要です。
見て分かると思いますが、「that節」の 動詞は原型を使います。