量を表す形容詞と一緒に使う「不可算名詞」


milk

今回は不可算名詞について勉強します。

不可算名詞とは「数えることができない名詞」のことです。

液体(ミルク、水、コーヒー、紅茶)、気体(空気)、食料(砂糖)、情報などがあります。

お金もそうですね。

不可算名詞は数えられないので、「量」を表す形容詞と一緒に使うことで表せます。

some milk   (ミルクいくらか)

a lot of money   (たくさんのお金)

so much traffic  (かなり渋滞)

などです。

「量」を表す形容詞

much” “a little” “some” “A lot” などがあります。

※“A lot”は可算名詞と不加算名詞の両方につけることができます。

Could you pick up some milk on your way home?   帰りにミルクを買ってきてもらえない?

There is so much traffic today!   今日は、かなり道が混んでいるね!

Kimi gave Hiro some advice about living in Hawaii.   キミはヒロにハワイに住むことについてアドバイスをした。

そして、ここからが英語の面倒なところなのですが

不加算名詞も名詞の前に量を表す単位をつければ数えることができてしまいます。

two glasses of milk(コップ2杯の牛乳)

a cup of coffee(コーヒー1杯)

a few cans of soup(少しの缶入りスープ)

five slice of bread(パン5枚)

six loaves of bread(パン6個)

two pieces of cheese(チーズふた切れ)

This recipe calls for just two pieces of cheese.   このレシピにはチーズふた切れが必要です。

Hiro ate six loaves of bread.   ヒロはパンを6個食べた。

不可算名詞の種類

物質名詞・・・液体(ミルク、水)、食料(砂糖、パン、チーズ)、気体(空気)、原料(木)、自然(雨、雪)など。

形がはっきりしない、ちぎるとバラバラになってしまうもの。

抽象名詞・・・性質(やさしさ)、学問(数学)、状態(健康)など。

抽象的で、単数、複数の区別がないもの。

固有名詞・・・地名(東京)、人名(清水さん)、物(富士山)など。

ある場所や、ある人、など特定の場所やもの、人など。

不加算名詞の概念は、文化の違いもあってか日本人にはややこしいと思いますが、頭においておかないとどうにもならないので、覚えるしかありません。

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