今回は、「~だけどね」と付け足して言いたい時に使える「though」を覚えます。
まずは1つ例文をみてみます。
It’s sunny today. It’s cold, though. 今日はいい天気だ。寒いけどね。
日本語では、このような言い方を連続して使ってしまうとちょっとイヤミっぽい人になってしまいますが、たまには使いますよね。
このように「though」は前述したこととは対照的なことを軽い感じで付け足す場合に使えます。
今回は副詞としての用法を勉強しますが、接続詞としても使うことが出来ます。
“though” は、“although” や “however”と意味がよく似ていて、しかも使い方も良く似ています。
ただ、違いがあるのでついでに比較してみます。
Though ・・・接続詞、副詞として使えて、口語的でカジュアルな場面でよく使われる。軽いニュアンス。
Although ・・・接続詞として使えて、副詞としては使えない。表現が強め。やや文語的。
However ・・・副詞として使えて、接続詞としては使えないけど接続詞的に使える。
バックナンバー ⇒ 「~であるが」「~だけれども」と言う意味の接続詞「Although」
バックナンバー ⇒ 「しかしながら」、「けれども」という意味の副詞「however」
と言う感じでどれも似ていますが、 “Though”は口語的でより軽い感じ です。
副詞なので、文頭でも文末でも場合によっては文中でも使えますが、ネイティブの会話を聞いていると「文末」に付け足すことが多いと思います。
良く知られている使い方が、「有難う」に付け足す使いかたです。
役に立たなかったけどその好意に感謝するときに
Thank you, though. でも有難う。とにかく有難う。
とか
May I help you? 何かお手伝いしましょうか?
No, thank you, though. 有難う、でも大丈夫よ。
とかですね。
こんな感じで使うと、より感謝を表現することができるので、ニュアンスが和らぎますね。
Thank you, though. なんて特にそうで、友人が何か手伝ってくれたけど役に立たなかった場合に、「Thank you」っていってしまうと、ちょっとイヤミっぽくなってしまうので、最後に「though」を付け足すと
(役には立たなかった)、でも有難うね。
って感じでお礼がいえます。
けっこう使えます。
I went Fishing yesterday. Though I didn’t catch any fish. 昨日釣りに行ってきた。釣れなかったけどね。
He likes Japanese food. He is an American though. 彼は和食が好きです。アメリカ人だけどね。
I couldn’t go to see a baseball game yesterday. I really wanted to go though. 昨日野球の試合を見にいけなかった。行きたかったんだけどね。