人に使う関係代名詞と、物・動物に使う関係代名詞は違うので、使い分けなければならないことは分かったので、
次は人でも物でも使える便利な関係代名詞「that」を勉強してみたいと思います。
と言っても、関係代名詞「that」は、who、whom、which の代わりに使えるというだけの話です。
つまり、who、whom、which の代替品なので、置き換えられると言うわけです!
なので
人への使い方と、動物・物への使い方が分かっていればすぐに理解できます。
ただし「that」は
「主格」と「目的格」にしか使えません。
「whose」の代わりにはならないんですね。
表にするとこんな感じ
先行詞 | 主格(~が) | 所有格(~の) | 目的格(~を) |
人 | who | whose | whom |
物,動物 | which | whose(of which) | which |
人、物、動物 | that | – | that |
所有格だけは「whose」を使うしか無いって話です。
にしてもそれ以外には使える訳ですから「that」は便利ですよね!!
そして
関係代名詞「that」は口語でよく使われ、
who、whom、which を使ったときと同じで、目的格の関係代名詞「that」は省略できますが、 主格の関係代名詞「that」は省略できません。
そこで面倒なのが「that」が省略されている英文なんですが、人の場合も、物の場合も見分け方がありましたね。
目的格 =先行詞+関係代名詞+主語(名詞)+動詞(助動詞)
なので、先行詞の後ろに主語である名詞がきていれば、関係代名詞の「that」が省略されているかも!!
主語かどうか分からないときには、
This is the pen(名詞1) I(名詞2) bought(動詞) yesterday.
名詞1+名詞2+動詞(助動詞)
の形だったら、「これ関係代名詞が省略されてるでしょ!!」とに疑ってやりましょう。
そして「that」は基本的には「非制限用法」では使えないことになっています。
理由は「that」 が先行詞を制限する関係代名詞だからです。
例外はありますが・・・・
残念ながら、なんでも「that」と言うわけにはいかないみたいですね。
また、関係代名詞「that」のほうが好まれて使われるある一定の条件もありますので、詳しくは次回の記事で書こうと思います。