ほとんどが疑問文で使われる「shall」


dance

今回は、あまり使われない助動詞「shall」について勉強したいと思います。

「shall」は「未来」を表したり、「義務」を表したりする助動詞ですが、あまり使われない傾向にあるようで「will」や「should」や「must」の方が圧倒的に多く使われます。


しかもあまり使われないなら勉強する必要って・・・・少しはありますので、ここで簡単にお勉強しておきましょう。

また「shall」は未来のことを表す役割もあるので、「will」と同じで未来系に分類されることが多いのですが、

未来系という言い方自体を否定する人もいますので、「予定」を表すぐらいにしておきましょう。

本質を勉強すると・・・ってところまで出来ればいいのですが面倒なので簡単に!!

さて、その「shall」についてまず触れておきたいのが、過去形!!


「shall」の過去形は「should」です。

でも、実際のところ「should」を使えば過去形というわけではなく、全く別物と考えて良いと思います。


「should」は「shall」の過去形って考えちゃうと混乱の原因になるので、まずはここを覚えてください。

では本題に

「shall」と聞くと、有名な英語のタイトル「Shall we dance?」を思い浮かべる人が多いと思うのですが、これも「shall」の使い方の1つです。

話によると、かなり古臭い言い回しのようですが、かなりかしこまった言い方です。

Shall we …? で「~しませんか?」と相手を呼びかけるときに使えます。

Let’s…?  に近い言い方ですが、かなり改まった言い方ですね。

Shall we go to see the movies. (映画でも見に行きましょうか?)

友人には使えませんね・・・なんか距離が・・・。

で、「shall」の最も多い使われ方が

Shall I …? (~いたしましょうか?)

と丁寧に「提案」する使い方です。

文法書に「shall」は一人称に多く使われると書いてあると思いますが、この表現が多いと言うことですね。

Shall I help you? (お手伝いいたしましょうか?)

Shall I cook the dinner? (夕食を作りましょうか?)

ということで、「shall」は、ほとんどが、「疑問文」で使われます

I will…のように

I shall…と言う使われ方もするのですが、「will」を使えばいいので覚えなくていいと思います。

ただ、契約書なんかだと「shall」がけっこう使われていたりするので、ビジネス英語を勉強している人は勉強したほうがいいかもしれません。

「shall」と「must」がたくさん出てくると思います。

ただ、普段の会話では、

義務は「have to 不定詞」

提案は「should」

未来は「will」

を使えばいいので、

Shall I…?

Shall we…?

だけ覚えてておけばいいと思います。

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