今回は、否定語「no」について勉強していきます。
前回の記事で、否定を表すことが出来る「never」を覚えましたが、同じように「no」でも否定を表すことができます。
例えば
I don’t have any money. (お金がまったく無い)
と言う否定文で考えて見ます。
月並みですが・・・
※否定の場合「some」じゃなくて「any」って学校で習ったよね!
この英文は「no」を使うと
I have no money. (お金が無い)
と書き換えることが可能です。
つまり
not + any = no
ということですね。
前回覚えた「never」は副詞でしたが
「no」は形容詞ですので、名詞を否定する場合に使える感じです。
anyは通常「いくつかの」と言う意味で使われますが、否定をする場合 は、「まったく」「1つも」と言う否定をより強くするときに使われ、
「いくつかの」とは訳しません。
ですので
not ~any で
「まったく~ない」、「一つも~ない」
のように強い否定を表すことができます。
「no」はそれを1語で表せるというわけです。
それとついでに覚えておきたいのが
not + anything = nothing (何もない)
not + anybody = nobody (誰もいない)
nobody = no one (誰もいない)
この3つの関係性です。
nothing 、nobody(no one)も1語で否定を表すことができます。
違いは
nothing・・・物に対して使う
nobody(no one)・・・人に対して使う。
です。
ですので
I know (that) you know nothing about that. (あなたが何も知らないということを私は知っている。)
のように使えます。
ちょっと長い例文になってしまったので短くして比較してみると
I know nothing about that. (私は、それについて何も知りません。)
Nobody knows about that. (それについて誰も知りません。)
No one knows about that. (それについて誰も知りません。)
のような感じで使えます。
また、is has does などの変化が無い場合は3単現の「s」に気をつけましょう。
She knows nothing about Japan.