今回は理由を説明することが出来る接続詞「for」を覚えます。
この接続詞は、接続詞「so」とよく似ているので、比較しながら覚えて行きます。
例えば
[A]・・・ He cheated on me, so I can’t trust him.
(彼は私を裏切った、だから 私は彼を信用できない。)
[B]・・・ I can’t trust him, for he cheated on me.
(私は彼を信用できない、というのも彼は私を裏切ったからだ。)
この2つ例文は同じ事を言っているのですが、接続詞を挟んだ2つの英文が逆になっています。
まず、[A] の文ですが
接続詞は「so」 です。
「so」 は等位接続詞なので同等のものを接続でき、日本語の意味は「だから」 と、前半の英文の結果や結論を説明しています。
今回接続しているのは「文(節)」ですので、「so」 の前と後ろに分けて考えます。
前半の英文・・・He cheated on me. (彼は私を裏切った。)
so(だから) ・・・その結果
後半の文・・・I can’t trust him. (私は彼を信用できない。)
となっています。
対して[B] の例文は
接続詞は「for」 です。
「for」 も「so」と同じで等位接続詞なので、同等のものを接続できますので、同じように「for」の前と後ろに分けて考えます。
前半の英文・・・I can’t trust him. (私は彼を信用できない。)
for(というのも)・・・その理由
後半の文・・・he cheated on me. (彼は私を裏切ったからだ。)
となっています。
このことから
1.「for」と「so」で接続した前後の英文には因果関係がある。
2.「for」と「so」では、理由と結果が逆になっている。
3.接続する英文(節)を逆にするだけで。「for」と「so」は、同じように使える。
で、訳し方は
so・・・「だから」
for・・・「と言うのも」、「なぜかと言うと」
となります。
ちなみに、従属接続詞「because」も、同じように使えますが、接続詞の種類が違うので、少しだけ使い方が違います。
接続詞からはじめられるとかですね。
等位接続詞は、接続詞からはじめられませんので・・・・
× For he cheated on me, I can’t trust him.
○ Because he cheated on me, I can’t trust him
そして、等位接続詞「for」よりも、従属接続詞「because」のほうがよく使われます 。