前置詞 at, on, in, の使い分け1 [時間編]


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今回は、“ ”に使う前置詞 at, on, in,の使い分けを整理してみたいと思います。

この3つは「時」「場所」に使われることが多いので、私達日本人は、どうしても混乱しがちになってしまいます。

ですので、例外は覚えられる人だけにして、ここでは最低限「基本イメージを元」に、ある程度使い分けできるように整理してみます。

前述したように、「例外」があるわけですから

使い分けといっても、話し手の感覚によって変わってしまう場合や、なぜその前置詞なのかイメージしにくいものがあるので、

まずは

「その傾向にある」

という、大きな枠でのルールにそって整理し、基本中の基本と考えられるものから順番に使い分けられるようにしていきます。

当然ながら、慣用句などが絡んでくる場合はイメージしにくいので、「丸暗記」も視野に入れなければなりません。

慣用句にも由来があるはずなので、余裕がある人は挑戦してみてください。

ということで、今回は

”に使う場合の

at, on, in,を整理してみます。

at ” 基本イメージは“ ある一点をピンポイントで表す ”


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at ”の基本イメージは、“ ピンポイント ”なので、時刻ピンポイントの時を表現するのに使います。

ですので、“ 詳細な時間を表す ”と覚えておきましょう。

at 7 o’clock (7時に)

at 11:02 AM (午前11時2分に)

at present (現在は)

at the moment (ちょうどその時)

at that time (その時)

at the same time (同時に)

at lunchtime (昼食時に)

at noon (正午に)

at midnight (真夜中に、午前0時頃に)

at first  (最初に)

at last  (最後に)

at Christmas (クリスマスに)

at night (夜に)

at the weekend  (週末に)

at the beginning of~ (~の最初)

at the end of~ (~の終わり)

や、週末の最初の終わり、に関しては、“ ある一定の期間 ”ともとれますが、“ at ”が使えます。

ピンポイントで時間を表す場合の前置詞は、“ at ”です。

on ” 基本イメージは“ 接触 ”平面上、線上など


christmas

on “の基本イメージは、接触平面上線上などですが、正直言って、“ 時 ”を表す場合はイメージしにくいと思います。

あくまでも私の個人的な感覚ですが・・・

ですので、私の場合は、

on ”は、その日日付曜日など、“ 決まった一日 ”を表すと覚えました。

on New Year’s day (元旦に)

on Christmas day  (クリスマスの日に)

on a rainy day  (雨の日に)

on a fine day  (晴れた日に )

on the following day (翌日に)

on February 26 (2月26日に)

on May 9, 2013 (2013年5月9日に)

on Monday  (月曜日に)

on Sunday next (次の日曜日に)

on Saturday morning  (土曜日の朝に )

on this Friday night (この金曜の夜に)

on and after September 10 (9月10日以降に)

日付曜日以外にも、“ 土曜の朝 ”、や“ 何月何日以降 ”と言いたい場合も、“ 特定の日 ”を意識しているので“ on ”が使えます。

(特定の)日 ”を意識しているときは “ on ” と覚えちゃいましょう。

“ in ” 基本イメージは“ 範囲 ”や“ 何かに囲まれている ”


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in ”の基本イメージは、“ 範囲 ”、“ 何かに囲まれている ”感覚なので、季節西暦世紀過去未来など、“具体的な期間 ”を表現するときに使います。

季節などの“ 時間に囲まれている ”イメージです。

in September (9月に)

in may  (5月に )

in 2013  (2013年に)

in Spring (春に)

in the 16th Century (16世紀に)

in the past. (過去に)

in the future ( 将来に )

in my life ( 私の生涯で )

in my adsence ( 私の留守中に )

in the morning ( 午前中に )

具体的な一定の期間を表す場合は“ in ”です。

まとめ

どうでしたでしょうか?

傾向といってもかなり強引に感じたと思います。

Christmas なんて “ day ” をつけただけで、“ on ” になっちゃうわけですから、混乱すると思います。

これが全てではありませんが、私なりに考えてみたところ

ある程度までは、時間の幅で覚えられます。

ピンポイントな時間(時刻) [at]   日、曜日 [on]   月、年、季節、世紀 [in]

なので、

at  on  in

が基本で良いと思います。

最悪間違えても通じますし、前置詞は強調したいとき意外は、ネイティブもハッキリ発音しない ので、

もし分からなかったら

最悪はごまかして発音しちゃえばOKです。

at・・・時刻

on・・・日付曜日

in・・・季節世紀西暦未来過去

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