今回は「How about…?」という疑問文をいっしょに勉強しましょう。
「How about…?」という英語フレーズは、友人などに「何か提案をする」時に使うフレーズです。
ただし使える場面はかなり限定的で
話の流れの中で、「じゃあ~はどう?」と提案するときに使うフレーズです。
なんて偉そうに書かせていただいていますが、
私自身、「How about…?」という英語フレーズは
「誰かを誘えるフレーズ」
として覚えていました。
人を誘う場面で、使ってしまったことも何回かあり、思い起こすとお恥ずかしい話です。
では、気を取り直して「How about…?」覚えちゃいましょう!!
例えば・・・
友達とランチをしに行くときに
What do you want to eat? 何食べたい??
って聞かれたら
How about sushi? じゃあ、お寿司はどう?
こんな感じで使えます。
ただし、前述しましたがネイティブの方々は、相手に話しを切り出すタイミングでは使わないそうです。
あくまでも、
「ランチしない?」など、誘われた場合に切り返す言葉として使うんだそうです。
つまり、友人や意中の異性を誘うときなんかに
How about some dinner ? いっしょに夕食でもどう?
こういう使い方はしないということです。
感覚としてネイティブの人が言っているので間違いないと思いますが、
数々の英会話参考書で「How about ~?」は
How about some dinner ? 夕食でもどう?
How about going out with me ? いっしょに出かけない?
という使い方が出来ると掲載されています。
実践ではこれでも気持ちは伝わるのでしょうけど、ネイティブが使わないといっているので、そうなのでしょう。
ですので、私自身も「誰かを誘う時」に話を切り出すフレーズとして覚えていたのですが、考えを改めることにしました。
確かに、様々な参考書をみてみると、下記のような「誘われた際の切り替えしの言葉」として書いていることが多かったです。
今日何時に会おう?
と聞かれたら
How about 6? 6時でどう?
今日どこで会おう?
だったら
How about Shibuya Station? 渋谷駅でどう?
今日何したい?
と聞かれたら
How about a movie? 映画でも観にいかない?
ですが、
「How about ~?」は友人などに誘われた際に「いいね!じゃあ~はどう?」などと提案をしながら切り返すフレーズ
このたった1行を書いてくれるだけで理解できるのですが、そのような参考書はほとんどありませんでした。
会話はフレーズを覚えるのと同時に、そのフレーズはどんな場面で使えるのかもセットで覚えないと流暢な英会話は厳しいことは分かっているはずなのですが、詳しい参考書が少ないのが現実です。
ちなみに、誰かを誘いたければ
Would you like to join me for a lunch ? ランチをご一緒にいかがですか?
Why dont’ we go to lunch ? ランチに行きましょうか?
Let’s go to lunch. ランチに行こうよ。
Do you want to get together for dinner? 夕食でも一緒にどうですか?
こういうフレーズが正解だそうです!!