謝罪する「I’m sorry to(for)~」

今回は謝罪する英語フレーズをいっしょに勉強しましょう。

謝罪する、謝るといえば

I’m sorry.  ですね。

まあ、コレだけでもいいのですが、何について謝っているのか、誰に対して謝っているのかが分かりにくい場面も存在しますよね?

そんなときに「I’m sorry」の後ろに「to」または「for」の前置詞をつけてオマケ文をつけてみます。

I’m sorry to keep you waiting.   待たせてしまってすみません。

I’m sorry for missing your birthday party.   誕生日を忘れてしまってすみません。

見て分かるとおり、“sorry”の後には、前置詞の to または for が来るのですが、

違いが分かりますでしょうか?

to の後には、「動詞の原型」が

for の後には、「動詞+ing」が入っていますよね。

前述した例文ですと

to keep   (待たせることを)キープして

for missing   忘れていて

になります。

また「I’m sorry to(for)~」に似た表現で「I apologize to(for)~」というフレーズもあります。

「apologize」も謝罪するという意味合いの英単語で、謝罪するときに使えますが、ニュアンスとしては

「申し訳ないです」というよりは「謝罪します」とちょっと堅い表現で使われるそうです。

使い方は、「I’m sorry to(for)~」に非常に似ているのですが、少し違います。

この少し違うとかが、ややこしいところなのですが・・・・・

「I apologize to(for)~」の場合

「I apologize 」の後ろに「to」と「for」と言う前置詞がきて、「Apologize for」を使う場合はForの後には、「動詞+ing」がくるところまでは同じです。

I apologize for calling so late.   電話が遅くなってしまって謝罪します。

ですが、

「apologize to」を使う場合には、toの後に、「謝る人」がきます。

「to」だけ違うわけですね。

Hiro apologized to us for arriving late.   ヒロは私たちに遅刻について謝罪した。

使い方はこんな感じでたいして難しくないと思うのですが、問題は使う場面です。

日本語の「すみません」にはいろいろな意味が存在することは既にお分かりかと思います。

例えば

1、失礼と言うとき(道行く人と方がぶつかったときなど)

2、申し訳ないと言う時(謝罪したいとき)

3、ありがとうの意味で言うとき(親切に何かをしていただいたときなど)

4、誰かに話しかけるとき(ちょっといいでしょうか?みたいな感じ)

今思い浮かぶのはこのぐらいなのですが、まだまだ使える場面は多いでしょう。

ですが、「I’m sorry」は全てには使えません。

使える場面は

謝罪したいときや、お悔やみを言うときです。

洋画なんかをみていると、誰かが亡くなったときにその家族に対して「I’m sorry」を使っていますよね!

ですので、「お悔やみを」という意味でも使える訳ですが、「I’m sorry」は基本的に「悲しく思っている」「本当に申し分けないと思っている」というときに使うらしいです。

どんなときに、「I’m sorry」を使えばいいのかはまだ、調査中ですので、「らしい」にしておきます。

もう少し詳しく分かったら、記事を更新しますね。

ですので、日本語で「すみません」=「I’m sorry」という覚え方は混乱するんじゃないかな???と考えています。

少し理屈っぽくなってしまって申し訳ないのですが、ちょっとだけ深く考えてみてください。

日本人はちょっとしたことで「すみません」と謝ってしまいがちじゃないですか???

「I’m sorry.」は心から謝りたいときだけに使っていますか?

日本では何かちょっとしたことでも、「すみません」と謝っておけば、大きな問題になりにくいのですぐに謝る習慣があると思います。

習慣というか、ある意味それが礼儀みたいになっていますよね。

私も、ちょっと肩が触れた程度で、「I’m sorry」を使っていましたが、そんな場面では「I’m sorry」は使わないみたいです。

では各場面での英語をみておきましょう。

1、おっと失礼と言うとき(道行く人と方がぶつかったときなど)

これは、「Excuse me.」という意見が多いです。

ただ、

「Excuse me.」はこれから相手にアクションを起こすとき。

「sorry」はすでに何かをしてしまったとき。

という前提があるので、「Excuse me.」はどうなんでしょうか?と思ってしまうわけですが、肩がぶつかった程度ならまだしも、重大な事故などの場合は、自分の過失を認めることになってしまうので、わざと「sorry」を使わないようにしている人もいるそうです。

人によって言うことが違うので、もう少し調べておきます。

2、申し訳ないと言う時(謝罪したいとき)

ここで「I’m sorry.」をつかいます。

3、ありがとうの意味で言うとき(親切に何かをしていただいたときなど)

この場合は単純に「Thank you.」でOK。

4、誰かに話しかけるとき(ちょっといいでしょうか?みたいな感じ)

これは分かりやすいと思うのですが、「Excuse me.」ですね。

と、まあ日本語のすみませんを英語にすると

I’m sorry.

Excuse me.

Thank you.

の少なくとも3パターンがあることだけは判明した訳です。

「すみません」が口癖の営業マンとかは英語を話す際に気をつけたいいかもしれませんね。

「すみませ~ん」連発してる方は女性に多いでしょうか?

この記事を書いていて思いましたが、英語がややこしいのではなく、日本語がややこしいんでしょうね。

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