今回は否定の命令文を覚えます。
命令文は、「~しなさい」ときつい口調で命令する文のことなのですが、英語にしては珍しく主語がなく動詞から始まるのが特徴です。
否定の命令文は「~するな」と言う命令をするのですが、命令文の文頭に Don’t をもってきます。
Don’t = Do not です。
型は
(Don’t)+(動詞の原型)+(おまけ文).
でOK!!
例えば、私に触れるな(触れないで)だったら
Don’t touch me. になります。
文頭に(Don’t)+(動詞の原型touch)これで、触るなです。
最後に私にという単語「me」をオマケ文としてくっつけると、完成です。
否定の命令文は、自分が怒っていることを相手に伝えることもできますし、相手に心遣いを伝えるときにも使えます。
たとえば、
Please Don’t wake up the baby. 赤ちゃんを起こさないで。
これだと命令文であっても、お願いに近いニュアンスです。
Please Don’t make me angry! 私を怒らさないでください。
これだとは、忠告としてとれますね。
言い方や誰に向かって言うのかにもよりますが、Don’tの前にPleaseをつけることで、少しだけ丁寧な命令文になっています。
子供に世話を焼く場合は
Don’t forget to buy milk. (子供に)牛乳買うのを忘れないでね。
なんてフレーズも使えますね。
じゃあ怒っている場合は?下記の感じでしょう。
Don’t touch me. 触らないで。
Don’t bother me. 邪魔しないで。
これだと、怒っている感じです。
言い方にや顔の表情にもよるのでしょうけど
男性が顔の表情を変えて強めに言えば
Don’t touch me. 触んな。
Don’t bother me. 邪魔すんな。
って感じでしょうか。
そして、
Don’t worry (about it). 心配しないで。(気にしないで)
これだと、相手を気遣っている文になります。
命令文といっても、ニュアンスがいろいろあるので、使い分けれれるようにならないと実践では使えませんね。