今回は誰が(に)?と聞くための疑問詞「Who」を使って疑問文を作る練習をしてみます。
疑問詞を使った疑問文は
「疑問詞を文頭に使いその後ろは疑問文の語順にする」ので
基本はWho+疑問文? ですが
誰が~した(する)の?とたずねる場合、つまり「whoが主語のとき」には、疑問詞の後ろは通常の平叙文と同じ語順になります。
誰に~をしたの?の場合(Whoが目的語)は、疑問文の語順です。
まずは、日本人が理解しやすいbe動詞を使った疑問文からみてみましょう。
Who is she? 彼女は誰ですか?
この簡単な例文を回りくどくみてみます。
She is Kimi. 彼女はキミです。
↓
この英文を疑問文にしてみます。
Is she kimi? 彼女はキミですか?
↓
whoを使ってみます。
Who is she? 彼女は誰ですか?
この順番で英文を作るというわけではありませんが、こうやって段階をふんでみると
Who+疑問文の語順? の型なんとなく理解できませんか?
who+be動詞+主語
と、主語の前にbe動詞が出ているので疑問文の語順ですね。
Who is that? あれは誰?
Who is he? 彼は誰?
Who are that? 君は誰?
などの形でよく使われます。
Who is that man? あの男はだれ?
となり「who」が「be動詞」の直後にあるので、「Who」が補語役割をしているパターンとなります。
「Who」が目的語になる場合も同じです。
She hates hiro. 彼女はヒロが嫌いです。
↓
これを疑問文にすると・・・
Does she hate hiro? 彼女はヒロを嫌いですか?
↓
Whoを文頭に置けば・・・
Who does she hate? 彼女は誰が嫌いですか?
となります。
英文に助動詞もbe動詞もないので、助動詞の「do(does)」が入るのは分かりますね!
Who do you play tennis with? あなたは誰とテニスをしますか?
Who does she hate? 彼女は誰が嫌いですか?
語順は
Who + do,does(助動詞) + 主語…?
なので、やはり疑問文の語順になります。
最後に「Who」が主語のパターンを見てみます。
このパターンは前述したように
疑問詞+平叙文 ? になるので気をつけてください。
Who(主語) + 動詞(一般動詞またはbe動詞)…?
です。
例文
Who uses this computer? 誰がこのコンピューターを使うのですか?
Who painted this picture? 誰がこの絵を描きましたか?
疑問詞(主語)+動詞・・・?
となっていますね。
疑問詞が主語の場合は、疑問詞の後ろは疑問文の語順ではなく、平叙文(肯定文、否定文)と同じ語順!!
と覚えちゃってください。