今回は「…すらなかった 」などのネガティブな言葉を強調をする「even」を勉強します。
ネガティブな言葉を強調するので、極端な言い方をするときに使います。
「even」を入れる場所は、通常は修飾する語句の前です。
この場合の「even」は副詞としての「even」なのでネガティブな強調として使われるのですが、形容詞だと「均等な」という意味になってしまうので注意です。
今まで「even」が出てくる英文で意味がつながらないと思っていた人はここで英語力のレベルが1アップします。
「均等な」という使い方のほうがなじみがあるので、「even」と聞くとこちらを連想してしまいがちですが、今回は副詞としての使い方も覚えて英語力アップに役立てましょう!!
ちなみに「even」は比較級の強調にも使いますので「・・・さらに、いっそう」という使い方もできます。
※比較級の例・・・This is even better than that. これは、あれよりも、さらに良い。
という事なのですが、今回はネガティブな言葉を強調をする「even」を勉強します。
たとえば
There wasn’t even time to say good-bye. さようならを言う時間すらなかった。
There is nothing around here. Not even a convenience store. この辺りには何もない。コンビニでさえも。
例文は時間とコンビニがなかったわけですが、「wasn’t」や「nothing」でネガティブな表現をしています。
それを「even」が強調して極端な言い方になっています。
「even」入る場所は、時間とコンビニの直前です。
基本的にこの位置でOKです。
Even a child knows this thing. 子供さえこのことを知っている。
There wasn’t even a TV. そこにはテレビさえなかった。
子供とテレビの前にきてますね。
こんな感じで強調するのに使われます。