今回は「疑問詞を使った疑問文」について勉強します。
疑問詞とは
what(何)
Who(誰)
Where(どこ)
When(いつ)
Why(なぜ)
Which(どっち)
Whose(誰の)
How(どう、どうやって)
など「そのことば自体が疑問を表す意味を持っている」物をいいます。
では疑問詞を使って疑問文を作ってみます。
型は
(疑問詞)+(疑問文)+ ? です。
疑問詞の後ろには疑問文の型が続くと覚えてください。
ですので、
Be動詞を使った疑問文
Be動詞の過去形を使った疑問文
一般動詞を使った疑問文
一般動詞の過去形を使った疑問文
進行形を使った疑問文
など、どの型の疑問文も使うことができます。
1つずつ見ていきましょう。
Be動詞を使った疑問文
What is this? これは何ですか?
Be動詞の過去形を使った疑問文
When were you in Tokyo. あなたはいつ東京にいましたか?
一般動詞を使った疑問文
Where do you go? あなたはどこへ行くのですか?
一般動詞の過去形を使った疑問文
When Did they eat lunch ? 彼らはいつランチを食べましたか?
進行形を使った疑問文
What are you doing ? 何をしているのですか?
When did you begin studying English? いつ英語を勉強し始めましたか?
このように疑問文の後ろはどのような疑問文の形でも入るので、すべておさえておく必要があります。
ただし、気をつけて欲しいのが
疑問詞が主語になる場合は、
(疑問詞)+(肯定文)+ ? です。
この場合、疑問詞が主語になるということ自体を理解しないといけないと思うので、頭を整理する意味でも少し考えてみましょう。
主語が疑問詞ってことは、
例えば
I am in the room. 私は部屋にいます。
じゃあ「部屋に誰がいるのか?」を尋ねたい場合はどうなりますか???
「Who (誰)」が主語になりますよね!
Who is in the room? 誰が部屋にいるの?
Who lives in the room? 誰が部屋に住んでいますか?
「What (何)」が主語なら
What is in the room? 何が部屋にありますか?
こうなります。
(疑問詞)+(肯定文)+ ? になってますね。
そして疑問詞が主語の場合もう1つ気をつけることがあります。
それは、「疑問詞は三人称単数扱い」ということ。
ですので、疑問詞を使った英文に出てくる「現在形の動詞」は、三人称単数の形にしないといけないということです。
Who lives in the room? 部屋にだれが住んでいますか?
の「live」が「lives」になっているのはそのためです。
あくまでも「現在形の動詞」ですので、過去形の場合は動詞を過去形にしてください。
「現在形の動詞」を変形する場合は
基本は | 動詞の語尾に「s」をつける | say → says |
語尾がo,s,x,ch,sh | 動詞の語尾に「es」をつける | watch → watches |
語尾が子音+y | yをiに変えて「es」 | lady → ladies |
完全に変化 | 様々に変化する | is,hasなど |
最後にまとめです。
疑問詞は
1、文頭で使う
2、疑問詞は三人称単数扱い
疑問詞で始まる疑問文は
3、(疑問詞)+(疑問文)+ ? の型になる。
4、ただし、疑問詞が主語になる場合は、(疑問詞)+(肯定文)+ ?
ちなみに発音というかトーンですが、疑問詞で始まる疑問文は語尾の発音を下げて読みます。
疑問文は全て語尾のトーンを上げて読むと思っていたあなたは、チェックしておいてくださいね。