今回は、「どれ?どちら?」とたずねる「which」を勉強します。
「which」は人や物に対して、
2つのうちの「どっち?」または、3つ以上の中から「どれ?」と尋ねるときに使われる疑問詞です。
例えば
2つの中からたずねるとすれば
Which is good? (どちらが良いですか?)
3つ以上の中からたずねるとすれば
Which is best? (どれがベストですか?)
のように使えます。
こういう感じで質問するときには、地図や雑誌を見ながら指をさしてと言うことになりますが、
2択なら
Which ~, A or B ?
を使うことで、口頭でも理解できる疑問文が出来上がります。
例えば
Which is more delicious, kua-aina or Mcdonalds? (どちらがおいしいですか? クアアイナ?それともマクドナルド?)
Which do you like, kua-aina or Mcdonalds? (どちらが好きですか? クアアイナ?それともマクドナルド?)
別の疑問詞でも書いているので、あまり詳しく書きませんが
Which + be動詞 の疑問文
Which + 一般動詞 の疑問文
のパターンが存在します。
すでに例文で両方出てきていますが、疑問文を作るときには、
1英文中に
動詞が2つ入ってしまってないか?
動詞が1つも入っていない状態でないか?
を確認してみましょう。
動詞が2つ入ってしまっている場合は、一般動詞とbe動詞が混在してしまっている場合が多いので、be動詞を消して、助動詞の「do」を入れれば解決することが多く
また、動詞が1つも入っていない状態の時には、一般動詞を入れる努力をしてみて入る余地がなければbe動詞の出番です。
補語の役割をしているとか、目的語の役割・・・というのも覚えておくと便利です。
今この記事を読んでも良く分からないと言う人は、「BE動詞を使った疑問文」、「一般動詞を使った疑問文」をもう一度良く理解してから疑問詞を勉強しましょう。
それともう1つ
「Which」も「what」や「whose」と同じように、
Which + 名詞 の形で名詞とセットで形容詞的に使うことが出来ます。
例えば
Which is your cellphone ? (あなたの携帯はどれですか?)
これを「Which + 名詞」にすると
Which cellphone is yours ? (どっちの携帯があなたのですか?)
となります。
この使い方が出来るようになると
Which bus should I take? (どのバスに乗ればいいですか?)
Which train should I take to go to Tsukiji? (築地に行くにはどの電車に乗ればいいですか?)
と質問することができます。
ちなみにこの2つの例文は助動詞が入っているので
Which+名詞+助動詞+主語+動詞
の形になっています。
先ほど、be動詞を使った疑問文と、一般動詞を使った疑問文をしっかり覚えないと・・・という話をしましたが、一般動詞の場合は助動詞がいっしょに入っていることがあるので、助動詞が入っている場合の疑問文もマスターしておいてください。
be動詞が入っている場合の疑問文はbe動詞を文頭に
Be動詞 + 主語…?
一般動詞が入っている場合の疑問文は助動詞の「do(does)」を文頭に
Do(Does) + 主語 + 一般動詞…?
助動詞が入っている場合の疑問文は助動詞を文頭に出します。
助動詞+主語+一般動詞…?
疑問詞はその前に置けばOKです。