今回は「原級」について覚えます。
原級は、「~と同じくらい~です。」という表現です。
例えば
He is as tall as you. 彼はあなたと同じくらい背が高い。
Today is as cold as yesterday. 今日は昨日と同じぐらい寒い。
基本型は
A + as(so)+ 原級(同じぐらいのもの) + as + B.
※原級は形容詞や副詞が多いですが、文章なども入ります。
※原級は比較級や最上級のように変化しません。
になります。
この基本形は2つの文がくっついたものです。
「He is as tall as you.」を例にして考えてみると・・・
[文-1]He is tall.
[文-2]You are tall.
He is as tall as you are tall. となり、(are tall)はダブっているので?(たぶん)省略されます。
↓
He is as tall as you.
ちなみに、最後の「you」は主格です。
ここには主格が入ります。
理由はありますが、私も良く分かっていないので、「そういうものだ」と覚えちゃってください。
また基本型にも書いていますが、最初の「as」は「so」でも同じ意味になるのであわせて覚えてしまってください。
He is so tall as you. 彼はあなたと同じくらい背が高い。
そして、原級を否定文にすると・・・
Kimi is not as tall as her dad. キミはお父さんほど背が高くない。
A + not as+ 原級(同じぐらいのもの) + as + B.
「~ほど~でない」と言う意味になります。
意味が変わってきますので気をつけてください。
以上で原級は終わりですが、気をつけなければならない特例が存在します。
「as~as」という型になっていても「~と同じくらい~です。」とならない慣用句もある!!
きりがないのでここでは上げませんが(探すのが面倒・・)、自分で探してみてください。
as ~ as ever「いつものように」
as ~ as can be「最高に」
as~as possible「出来るだけ」
as~as any「どんな~にも劣らず」