これまで、
程度が小さいことを表す「hardly, scarcely, barely」
頻度が少ないことを表す「seldom, rarely」「hardly ever , scarcely ever」
を覚えましたが、
今回は
量が「ほとんどない」ということを表す「few , little」を覚えます。
この2つも準否定語と覚えておいて問題ないでしょう!!
まずは例文から見ていきます。
[A]・・・There are few shops in our town. (私たちの町にはお店がほとんどありません。)
[B]・・・There is little water in the river. (その川には水がほとんどありません。)
2つの例文を比べていただければ分かると思いますが
few は数えられる名詞、little は数えられない名詞に対して使われ、否定的な表現として使われています。
few・・・【可算名詞】
little・・・【不可算名詞】
場所は名詞の前にありますね。
これは、「否定的用法」と言うらしいのですが、
ん・・・ちょっとまって・・・・と思った方!
すばらしいです!
few , littleって
「a few」 「a little」で「少しだけある」とか「少しだけ分かる」とか表現できましたよね!!
代表的なのがこれ
I can speak a little English. (私は英語を少しだけ話せます。)
このあたりが英語の面倒なところなのですが、
few , little
どちらも、「a」が付くだけで「少しある」と肯定的な表現に変わってしまいます。
こっちは文法用語では「肯定的用法」です。
ですので、
[C]・・・There are a few shops in our town. (私たちの町にはお店が少しだけあります。)
[D]・・・There is a little water in the river. (その川には水が少しだけあります。)
になっちゃうんですね!!
few と little の使い分けをまとめるとこんな感じ♪
少しある | ほとんど無い | |
可算名詞に使う | a few | few |
不可算名詞に使う | a little | little |
肯定的 | 否定的 |
最後に
「little」は、小さいという意味で使われることはご存知かと思います。
例えば
a little bird (小さな鳥)
a little box (小さな箱)
a little girl (小さな女の子)
などです。
鳥、箱、女の子・・・・あれ?数えられますね!!
little って不可算名詞でだけ使うんじゃ無いんですね。
little, a little が可算名詞を説明している場合は「小さな」と言う意味で使われる。
これも覚えておきましょう!!