前回は、「ほとんど~ない」と程度が小さいことを表す準否定語を覚えましたが、今回は「めったに~ない」と頻度が少ないことを表す準否定語「seldom, rarely」を覚えます。
例えば
He seldom eats raw fish. (彼はめったに生魚を食べません。)
He rarely eats raw fish. (彼はめったに生魚を食べません。)
のように、両者ともほぼ同じ意味で使え「めったに~しないと」訳します。
両者の違いは、
seldomの方がrarelyよりもフォーマルで、書き言葉。
rarelyはseldomよりもカジュアルな場面で使われ、話し言葉と覚えておけば良いでしょう。
ほとんど同じように使えるということです。
つまり
seldom = rarely
ニュアンス的に否定の強さは変わりません。
ですので、よりフォーマルな「seldom」を覚えておけば問題ありませんが、少しかしこまった言い方なので、友人など親しい人との会話は「rarely」を使いたいところです。
それと、セットで覚えておきたい表現が
hardly ever
と
scarcely ever
の2つです。
前回の記事で、「hardly」と「scarcely」は、程度が小さいことを表すと覚えましたが、「ever」が付くことで頻度の少なさを表現することが可能です。
ということは・・・・
seldom, rarelyの代わりに使えます!!
混乱しそうですが、何とかセットで覚えてしまいたいので、関連付けて覚えてみてください。
He hardly ever eats raw fish. (彼はめったに生魚を食べません。)
He scarcely ever eats raw fish. (彼はめったに生魚を食べません。)
ちなみに、反対語はoftenで、用法は全く同じです。
文中での位置も全く同じ!!
これもセットで覚えておきましょう!!