今回は、「~ができます。」と言うフレーズをいっしょに勉強していきましょう。
そんなの知ってるよ!!って人が多いと思うので復習のつもりで読むか、このフレーズが問題ない方は飛ばしちゃってください。
「~ができます」は「I can~」を使います。
【can】は~が出来るという意味です。
早速例分を1つ見てみましょう。
I can play the piano. 私はピアノを弾くことができます。
ピアノ弾けたらいいですねえ!!弾ける方はうらやましい。
さて、フレーズの説明ですが、
I can の後ろに、「自分が出来ること」を持ってきます。
出来ることは行動ですので、当然「動詞」を持ってくることになるのですが、その際は動詞の原型を置いてください。
I can play the piano.の場合は【play】が動詞(原型)になります。
簡単ですね。
ん???でも「can」って動詞じゃないの???
だとしたら、動詞が2つ並ぶなんてことは英文法のルール的にありえないはず。
と思った方は凄いですね。
私は何も気がつきませんでしたが、この「can」は動詞ではなく、【助動詞】なんです。
覚えたので偉そうにいっちゃいますが、1文の中に並べちゃっていいんです。
というか「can」などの助動詞は、主語と動詞の間になければなりません。
前述した「canの後ろの動詞は原型を入れる」というルールとセットで覚えちゃってください。
ここまでを整理すると・・・
1、「can」は動詞ではなく、【助動詞】という品詞である。
2、「can」は主語と動詞の間に入る。
つまり(主語)+(can)+(動詞)+(出来るもの)
3、「can」の後ろに入る動詞は「原型」が入る。
この3つのルールを覚えれば完璧です。
ついでに疑問文と否定文の話。
I can play the piano. 私はピアノを弾くことができます。
を否定文と疑問文にするときは
否定文は「can」の後ろに「not」を入れるだけ。
この2つをくっつけると、【can’t】になります。 ですので (I can not)= (I can’t)です。
I can’t play the piano.
疑問文は文頭に「can」を出して「?」をつけるだけです。
Can you play the piano?
※Can I~だと許可を求めるフレーズになってしまうので主語は「you」にしました。
コレだけです。
そして、この「can」に代表される助動詞のとてもいいところは、「一般動詞の文」「be動詞を使う文」どちらも上記のルールが当てはまるということです。
be動詞の文はbe動詞を前に出して・・・とか一般動詞の文は「Do」を文頭につけて・・・・・とか考えなくてOKです。
助動詞最優先!!!
助動詞最高です。
be動詞の文はbe動詞を原型の「be」にし忘れちゃうことがるので気をつけてくださいね。
例)
It can’t be. ありえない。
いろんな例文
Hiro can drive a car. ヒロは車を運転できます。
Hiro can’t drive a car. ヒロは車を運転できません。
Can Hiro drive a car? ヒロは車を運転できますか?
それと、canとcan’tの発音は、非常に似ています。
アクセントをつけるとか、うまく使い分けないと相手に逆のことを伝えてしまうかもしれません。
逆もそうです。
リスニングも気をつけないと、「can」と言ったのか「can’t」と言ったのかでは180度違ってきます。
このあたりのことは他のページの最後の方で私なりの見解を買いているので興味のある人は読んでみてください。
下記ページも「can」について書いているページです。