今回は接続詞「unless」を覚えます。
「unless」は、「もし~でなけれは、~しない限り」という意味で、文と文を主と従の関係で結びつける接続詞で、主の英文の理由を従の英文で説明します。
主の英文を「主節」、従の英文を「従属節」と呼びます。
例えば
Don’t call unless it’s an emergency. 緊急の用事でない限りは、電話をしないで下さい。
のように、「もし~しない限り」という場合の接続詞として使い、主節の内容を否定するための「条件」を示します。
そしてその条件は「限り」なので、「唯一の条件」のときにしか使えません。
また、「unless」は否定の言葉なので、従属節は「否定」するための条件になるわけです。
なので、従属節を否定文にする必要もありません。
仮に従属節を否定文にしてしまうと・・・・
I can’t play tennis unless you don’t come here. 君がここに来ないない限りテニスは出来ません。
ちょっと強引ですが、こう言っているようなもんです。
「unless」はもともと否定のニュアンスが含まれているので「don’t」はとって
I can’t play tennis unless you come here. 君がここに来ない限りテニスはできません。
にするのが正解です。
もう1つみてみましょう。
I can’t buy a deluxe car unless I don’t save more money. もっとお金をためないない限り高級車は購入できません。
これだとおかしいので「don’t」はとって
I can’t buy a deluxe car unless I save more money. もっとお金をためない限り高級車は購入できません。
にします。
それと、よく
「unless」 は 「if not」で書き換えられるといいますが、100%書き換えられるわけではないので気をつけてください。
「if」は「唯一の条件」でないことも説明できてしまうからです。
I won’t go to the party unless Hiro goes with me. ヒロがいっしょに行かない限り、パーティーにはいきません。
ヒロが来ない限りと唯一の条件に限定されていますね。
こういう場合のみ「unless」が使えます。