接続詞「when」を使って、「~のとき~の最中でした」と英語で表現してみます。
例えば電話がなっているときにシャワーを浴びていた(風呂に入っていた)なんてことありますよね
そんなときに使える表現です。
Sorry I missed your call. 電話に出られなくてすみません。
I was taking a shower(a bath), when the phone rang. 電話が鳴った時、シャワーを浴びて(風呂に入って)いました。
~のときちょうど~していたところでした
のように使うときに、こんな形になります。
接続詞“when”を使った英文の形は別の記事で説明しているので参考にしてください。
まあ、この形を覚えて使いこなせれば言い訳で、今まで気にしていなかったのですが
今回は文法的に少し突っ込んで考えてみました。
すると
主節(“when”が付いていない方の英文)が過去進行形
になっているのに対して
従属節(“when”が付いている方の英文)が単純過去形
になっています。
文法的に考えてしまうのが日本人の悪いところだと言われたことがあるのですが・・・・・考えてみました。
文法はいいやって人は、例文の形だけを覚えていろいろ当てはめるだけで十分使えますので、そう割り切って覚えてしまってください。
一般的に“when節”は「ある一点の期間、一時的な動作」を表すことを頭に置いた上で
過去進行形、単純過去が混在しているような場合はどうなのか?
って感じなのですが、
今回すばらしいルールを覚えることができました。
「1つの動詞が過去形で他方が過去進行形の場合、過去進行形の出来事が最初にはじまり、その後の単純過去で表される動作によって妨げられる」
ですので、このような形は“when + simple past”つまり「when」と単純過去の組み合わせということになるようです。
私の解釈では
過去進行形って「~しているところでした」という意味なので
例えば「寝ていた」とかだったら8時間とか継続されている期間があるわけですよ。
その寝ていた間(継続されていた期間)のうちの一瞬を単純過去で表されるってことなんだと思います。
例えば
I was asleep when the earthquake happened. 地震が起きたとき私は眠っていました。
8時間継続して寝ていたのかもしれませんが、“when”で表しているのは「地震が起きた瞬間のこと」です。
つまり、寝ていた時(過去進行形)の「継続」を地震が起きた(単純過去)が遮断しています。
では主節と従属節が逆の場合はどうなのでしょうか?
The phone rang when I was taking a shower. シャワーを浴びているとき、電話が鳴りました。
主節(“when”が付いていない方の英文)が単純過去形
になっているのに対して
従属節(“when”が付いている方の英文)が過去進行形
この形でもまったく同じように使えることは確かです。
問題ありません。
じゃあ主節とか従属節とか言うなって感じですが・・・・・
ちなみに継続を使いたければ“when”ではなく“While”を使います。