今回は間接話法について勉強します。
間接話法って?
例えば
Hiro said (that) he wasn’t feeling well. ヒロが体調が良くないって言ってたよ。
のように、誰かが言っていたことを間接的に伝えるときに使います。
ヒロが体調が良くないと言っていた瞬間には
“I’m not feeling well,” Hiro said. ヒロは”体調が良くないんだ。”と言った。
これが聞いた時点で、直接話法とよばれ「現在形」です。
ですが、人に話すとき(報告するとき)には既に過去の話なので
Hiro said (that) he wasn’t feeling well. ヒロが体調が良くないって言ってたよ。
とthat節の時制は過去形になります。
このときに気をつけるのは、
ヒロにとって「I」 だった主語が、自分にとっては「he(ヒロ)」になり、聞いた時点では現在形だった「am not」が、話しをしている時点では過去のことなので「was not」になります。
あくまでも自分目線で誰かに報告していることを頭に入れて英文を作ってください。
現在形の会話の引用 ” “ 囲まれた部分が過去形に変化し、主語が自分目線の「he(彼が)」、「she(彼女が」などになります。
主語が「I」だと、自分が言ったことになっちゃうんで!!
あとは場所などの副詞が付く場合は「here(ここ)」が「there(そこ)」になったりします。
自分目線です。
聞いた時(直接話法) ”I play scuba diving here,” Hiro said.
ヒロは ”ここでスキューバダイビングをする” と言いました。
報告したとき(間接話法) Hiro said (that) he played scuba diving there.
ヒロはあそこでスキューバダイビングをするって言ってたよ。
ちなみに、同じ場所で報告をするなら「here(ここ)」でOKです。
それと、口語では「that」は省略されることが多いです。
ややこしいのは、that節の時制が過去形になることぐらいでしょう。
「be動詞」や、「say(言う)」が過去形になるのは分かりやすい気がしますが、「play」ってややこしいですね。
「play tennis」は今テニスをしているのではなく、テニスをすることがあるという感覚を身につければ分かりやすいと思います。
聞いた時(直接話法) ”I’m sleepy,” Kimi said.
キミは ”眠い” と言いました。
報告したとき(間接話法) Kimi said (that) she was hungry.
キミが眠いと言っていた。
聞いた時(直接話法) ”I like cats better than dogs,” said Hiro.
ヒロは ”緑茶よりもコーヒーのほうが好きだ” といいました。
報告したとき(間接話法) Hiro said (that) he liked coffee better than green tea.
ヒロは緑茶よりもコーヒーのほうが好きだって言ってたよ。
会話でけっこう使えますので一発で覚えちゃってください。
間接話法って言う名前はどうでもいいですが・・・
英語では、間接話法も直接話法も同じように使え、言い方が違うだけと言う感じになります。