今回は、「命令文+and」で、「~しなさい、そうすれば~がうまくいきますよ。」と表現できるパターンを覚えます。
まず最初に覚えて欲しいことは
命令文の後に「and」を続けると、通常とは少しだけ違ったニュアンスになると言うことです。
意味が変わるというよりはニュアンスの問題だと思うのですが、一般的に英文で「and」を使うと、+(プラス)の意味になりますよね!
例えば
It’s cold and windy today. (今日は風が冷たくて 強い。)
のように
冷たい + 強い
になります。
ですが、「命令文+and」になると・・・
Practice hard, and you will be a good baseball player.
(一生懸命練習しなさい、そうすれば 良い野球選手になれるでしょう。)
見て分かるように、「and」は「そうすれば」と言う意味になり、後ろにはポジティブな内容が続きます。
つまり「命令文+and」は肯定的な表現です。
※反対に「命令文+or」で否定的な表現も出来ます。また別の記事で説明します。
それと、「and」の後ろに続く文は、「そうすると(and)、どうにかなるでしょう。」と言う意味になるので、未来を表す「will」が使われることが多いです。
命令文なので、自分で使える場面はかなり限られますが、英語を理解する上ではかなり重要な表現なので、しっかり覚えてください。
Study hard, and you will be able to speak English. (一生懸命勉強しなさい、そうすれば 英語を話せるようになるでしょう。)
Hurry up, and you will in time for the meeting. (急ぎなさい、そうすれば 会議に間に合うでしょう。)
Pick up your room, and you will go out to play. (部屋を片付けなさい、そうすれば 、遊びに行けるでしょう。)