今回は「AもBもない」という否定の文で使う接続詞「Neither A nor B 」を覚えます。
このフレーズは文章全体が否定の文につかわれ、書き言葉としてよく使われます。
当然話すときにも使われますが、話す時に使う場合は、強調する時に使うことが多いようです。
「AもBもない」という表現の場合「Neither A nor B」で言い表します。
例えば、
I have neither money nor position. 私にはお金も地位もありません。
「nor」をはさんで2つの物を接続していますね!
今回の例文は「お金」と「地位」です。
接続できるものは同等のものであれば、名詞でも動詞でも代名詞でも形容詞でも何でも接続することができます。
名詞
She eats neither meat nor fish. 彼女は肉も魚も食べません。
形容詞
It is neither hot nor cold. 暑くもないし、寒くもない。
動詞
I like neither dance nor sing. 踊りも歌も好きじゃない。
そして、「Neither A nor B」は文頭にもってくることもできます。
例えば
Neither you nor I am nervous. あなたも私も緊張していません。
どんな場面で使うの?と自分でも突っ込みたくなりますが、いい例文が思い浮かばなかったので・・・・
例文は不幸ではありませんでも、幸せではありませんでも、お金持ちではありませんでも、何でもいいのですが、とにかく文頭に持ってくることも可能だということです。
Iにbe動詞をあわせている(人称 , am)のは、バックナンバーを参考にしてくださいね!
それと、良く使われるという意味で下記のフレーズを最後に上げておきます。
話が横道にそれたとき、くだらない質問をされたとき、何かが、関係なく、「要点からはずれている」ときなどに
これはどうでもいいことなんだけど
そんなことはどうでもいいのだけれど
ちょっと話が脱線したけど
という意味で
That’s neither here nor there.
が良く使われます。
覚えておくと使えますよ!!
ちなみに、この間逆の接続詞で、AかBのどちらか「EitherA or B」がありますが、「Either」の場合は「or」を使う、「Neither」の場合は「nor」を使うというのが「ルール」です。
バックナンバー ⇒ AかBのどちらか「eitherA or B」