今回は「がっかりさせる」と言う意味で使われる句動詞「let down」を覚えます。
「let down」の目的語が「人物」の場合は「がっかりさせる、失望させる」という意味で使われます。
目的語が「物」の場合には「(下方に)降ろす、落とす、下げる」という意味で使うことができますが、今回の記事は「人をがっかりさせる」という表現を勉強します。
例えば
Hiro let Kimi down by forgetting her birthday. ヒロはキミの誕生日を忘れてがっかりさせた。
I’m sorry to let you down. あなたを失望させてしまいごめんなさい。
I don’t wanna let you down. あなたを失望させたくありません。
Don’t let me down. 私をがっかりさせないで。
このように
let + 人物(目的語) + down
で
「がっかりさせる、失望させる」という意味で使えます。
目的語である「人物」は、句動詞の後でも、句動詞の中(動詞と前置詞の間)においてもどちらでもOKです。
例えば
let + down+ 人物(目的語)
Tigers let down their fans. タイガースはファンを失望させた。
のように目的語を句動詞の後ろに置いても問題ありませんが目的語が長い場合は後ろに持ってくることが多いようです。
ただし、目的語が代名詞の場合のみ句動詞の中(動詞と前置詞の間)にしか置けないというルールがあります。
また「let down」と良く似た言葉では「disappoint」があります。
句動詞はインフォーマルな言葉なので、フォーマルな場面では「disappoint」に置き換えられるようにしておいたほうが無難です。
例えば相手に対してお詫びを言うときなどは
I’m sorry to let you down. あなたを失望させてしまいごめんなさい。
よりも
I’m sorry to disappoint you. あなたを失望させてしまいすみません。
のほうがフォーマルなニュアンスになります。