「if」といえば「もしも」で疑問文のはじめにくる疑問詞ですが、そのほかの場面でもたくさん使われています。
今回はそのうちの1つの使い方で、2つの英文を接続してなおかつ「もし~であれば~」ということができるパターンの英語フレーズを覚えます。
接続詞としての「If」は文法のコンテンツの中でも説明しているのですが、
「もし・・・なら~する」、「もし・・・の場合は~だ」のような表現をするときに使います。
過去の記事 ⇒ If節
このページでは文法としてではなくフレーズとして覚えてしまうということを目的として記事を書かせていただきますので、例文をみて覚えてください。
I’ll go to the angling if it’s sunny tomorrow. もし明日晴れだったら、釣りにいきます。
※ If it’s sunny tomorrow, I’ll go to the angling. でもOK!!
前回の記事の「when」でも書いたのですが、「if」の位置はつなぎ目でも、最初でもかまいません。
ただし接続した英文のつなぎ目に「コンマ(,)」を付けることと、「if」を最初に持ってくる場合は「if」がついている方の英文をセットで持っていくルールになっています。
つまり「if」だけを移動できません。
例えば
Please let me know if you need anything. もし何か必要なら言ってください。
これは
Please let me know. 言ってください。
You need anything. あなたは何かを必要としています。
この2英文がifによって接続されています。
前述したように、「if」の位置は前でもいいので
If you need anything, please let me know.
でもOKですが
「if」以下の「if you need anything.」は条件を述べるための英文で「セット品」です。
切り離すことはできませんので、セット品ごと移動して英文の接続部にコンマをつけます。
このように2つの英文を「if」で接続することにより、「もし・・・なら~する」、「もし・・・の場合は~だ」のような表現が可能になります。
Please call if you you’re interested. もし興味があるなら、電話にてお問い合わせください。
If you’re interested, please call.
Please call me if you decide to go. もし行くと決まったら電話をください。
If you decide to go, please call me.
2つの英文を別々に話しても相手には伝わりますが、「if」で接続するだけでこんな表現ができるなら、これを覚えてしまったほうがのほうがスマートですね。